2014年09月26日

“笑い”が疲れを吹き飛ばす! 『桂文珍 JAPAN TOUR』


今日は、関内ホールで開かれた
『桂文珍独演会 JAPAN TOUR 〜一期一笑〜』へ行ってきました。

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『桂文珍独演会 JAPAN TOUR 〜一期一笑〜』発表会見(2014年1月)



 <本日の番組>

開口一番:桂楽珍 『権兵衛狸』
落語:桂文珍 『深夜の乗客』
女道楽:内海英華
落語:桂文珍 『萬両』

 〜お仲入り〜

落語:桂文珍 『御血脈』



★楽珍 『権兵衛狸』
開口一番はベテランの楽珍師匠。
出身地・徳之島や孫のエピソードで笑いを掴んでから、
“権兵衛”の温かい人柄を強調した『権兵衛狸』へ。
東京でよく聴く『権兵衛狸』よりも、
“権兵衛”と“仔狸”が意思疎通できていたように思う。

★文珍 『深夜の乗客(迷えるタクシー)
朝日新聞の誤報ネタで客席の心を掌握した後、
今夜の一席目(昼公演もあったらしい)として
タクシー運転手が主人公の新作(原作:百田尚樹氏)を。
怪談話なのかと思わせておきながら、
終盤→サゲでは観客の予想を良い意味で裏切る。
「お茶漬けを……」という光景は想像するだけでおかしい。

★英華
日本唯一(「ということは世界一」)の女道楽師:
英華師匠がお喋りを中心に三味線を弾いていく。
東京の三味線漫談の師匠方とは少し違って、
時事ネタ・芸能ネタがふんだんのお喋りが特徴的。
「聴かせる」以上に「楽しませる」「笑わせる」芸だった。

★文珍 『萬両』
本日の主役による仲入り前の一席は、
上方落語『お文さん』を換骨奪胎した『萬両』。
子のいない若旦那夫婦が“捨て子”を育てることになるが、
実はその子は若旦那と妾との間にできた子で、
すべては、妾を乳母として招き入れるための策略だった――。
若旦那にとって都合よく話が進んでいると思いきや、
最終的には女たちによって若旦那が陥れられる。
なるほど、21世紀の客を心置きなく楽しませるアレンジだ。

★文珍 『御血脈』
冠婚葬祭をめぐる体験談から日本の多宗教性に触れ、
今夜のトリを飾る『御血脈』へ。
東京でよく聴く『お血脈』と筋立ては変わらないが、
途中でハメモノも入り、聴き応えのある一席となっている。
佐村河内氏→STAP細胞→元県議と時事ネタを挟むものの、
あくまでも「文珍目線」でネタにされていくため、
それらは流行言葉以上の意味を担って噺に溶け込んでいた。
最後は下がる緞帳を手で止めて(止め方がユニーク!)、
今夜の感想と客への感謝をシンプル&ユーモラスに伝える。



生で聴いてみたいと思い続けてきた文珍師匠の高座を、
今夜ようやく体験することができました。
予想通り、文珍師匠の落語はエンターテインメント度が高い!
時間の経過を感じさせない、笑いに溢れた高座です。
まるで冒険小説を読んでいる小学生のように、
雑念を忘れて「文珍ワールド」にのめり込んでしまいました。

今夜のマクラで文珍師匠も仰っていたことですが、
落語という芸能は「客を疲れさせない芸能」。
目を酷使させるわけでなし、激しい音響があるわけでなし。
落語家が高座上から提供するヒントによって、
客は脳内でイメージを膨らませ、「画」を創り上げていきます。

決して「重厚」な高座が悪いというわけではありませんが
(そりゃたしかに体力のない時にはあまり楽しめませんが……)、
落語の基本は「人の心を軽くする」というものであってほしい。
今夜の文珍師匠の3席は、「疲れさせない」どころか、
上方落語の底力によって客の「疲れを吹き飛ばす」笑芸でした。


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2014年09月15日

キョウアルバム


先日、京都へ行ってきました。



車内にて朝食。
定番のおむすび弁当をいただく。

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「今日から駅弁ブログを始める!」などとはしゃぎながら、
2人でこれから観光する場所を決めた。

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名古屋駅に停車中、駿台予備校名古屋校を激写。
少子化に負けずに頑張ってほしい。

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京都駅から市バスで「四条大宮」へ。
景観を気にしてか、コカ・コーラのロゴが濃紺!

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嵐電に乗車し、終点・嵐山駅に到着。
早速、抹茶ソフトクリームを食べる(店員愛想◎)。

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駅から歩いて1〜2分の和カフェで、
同伴者のお土産購入(抹茶ロール的な?)に付き合う。

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渡月橋へ。
爽快! のびやか! 気が晴れる!

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『サマーウォーズ』を彷彿とさせる光景。
「日本の田舎」をテーマにした写真展があれば投稿したい。

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同伴者が行きたがっていた「竹林の道」へ。
心地よい風を浴びながら、竹の林の小径を歩く。

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口笛で『Amazing Grace』を歌っているおじさんがいた。
Amazing Grace in Amazing Place!

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やはりお墓の写真は撮らざるを得ない。
怪しい何かが写っているのがお分かりだろうか……。

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「嵐山天龍寺前」でバス待ち。
当日は1日乗車券(1,200円)を駆使した。

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地元の方々との交流を経て、金閣寺へ。
バスの旅は想像以上に面白い。

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金閣接写!
勝ち誇ったように堂々としている。

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紅葉が始まりかけていた。
プレ紅葉シーズンが楽しめるのは今だけ!

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市バスの「金閣寺道」まで歩く。
京都は交番も落ち着いた色合いですな。

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「二条城前」で下車。
市役所周辺、三条会商店街、普通の住宅地などを散策。

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遅い昼食は、千本通のそば屋にて。
店内のテレビからは関西ローカルのワイドショーが流れていた。

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いざ、二条城内へ!
リアルキャッスルに興奮するの巻。

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二の丸御殿の中はとにかく広すぎる。
外国人観光客の方も多かった。

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二条城の歴史をみつめてきた池。
もしかしたらまだ池の中に侍がいるかもしれない。

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本殿の周りにはあまり人がいなかった。
二の丸御殿の人気に本殿も嫉妬?

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『ハリー・ポッター』のホグワーツ魔法魔術学校を思い起こさせる。
スリザリンはいやだ……スリザリンはいやだ……。

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再び市バスに乗って「清水道」で下車、しばらく歩く。
清水寺の存在感に圧倒された。

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田村堂。
清水寺の最重要スポットである(?)。

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清水の舞台で老若男女の表情を楽しむ。
この日はまだ誰も飛び降りていないようだった。

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括目せよ! 清水の舞台からの風景を!
遠くのほうに京都タワーが見える。

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高所恐怖症の私としては十分怖ろしい状況。
ピースサインなんかできるはずもない。

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ちょっと歩いて振り返ると、
さっきまで自分たちがどんなところにいたのか分かる。

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歩きながら撮ったのでブレブレだが、
これを業界では「臨場感のある写真」と呼ぶ。

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お土産を買ったり、さらに散策したりした後、
市バスの「祇園」で下車し、「祇園京めん」で夕食。

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肉うどん的なものを注文。
すき焼きみたいで美味しかった〜。

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「祇園さん」こと八坂神社へ。
妙にアダルティな色気がある。

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境内に入ると、さらにミステリアスな雰囲気。
時間帯が夜だからかもしれない。

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これまた幻想的な一枚。
藤山直美さんの提灯も発見した。

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八坂神社はどこを切り取っても画になる。
左側の狛犬は完全にカメラ目線だし。

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What a fantastic place!
オモテの美しさとウラの妖しさ――。

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八坂神社から眺める四条通。
まるで蒲田駅東口みたい(←褒めたことになってない)。

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京都駅行きのバスを待つ。
(ちなみに、202系統は京都駅には向かいません。)

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バス車内での爆笑?体験を経つつ、京都駅到着。
夜の京都タワーって綺麗ね!

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帰りの新幹線にギリギリちょうどで乗車し(神業!)、
なんか色々喋りながら東京へ戻りましたとさ。

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 <まとめ>

楽しかった!
充実していた!
バスの乗り換えも面白かった!
喧嘩的なことは一切しなかった!
京都は楽しみ方が豊富だと感じた!
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2014年09月06日

『モンティ・パイソン 復活ライブ!』を振り返る (後編)


8月24・31日にNHK BSプレミアムで放送された
『モンティ・パイソン 復活ライブ!』。
本日は、31日に放送されたテレビ版「後編」を振り返ります。

「前編」の内容を振り返ったエントリはこちら。
⇒ 『モンティ・パイソン 復活ライブ!』を振り返る (前編)


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Monty Python Live (Mostly): One Down, Five To Go


 <後編>

★映像:ある日のミック・ジャガー
 <初出:オリジナル>



テレビ視聴中のミック・ジャガー(本人)が映し出される。
「モンティ・パイソン? あいつらまだやってるのか」
「古いコントの再演で笑ってる客はおかしい」と話すが、
スタッフからの「明日のセットリストは?」との問いかけに
おなじみの「古い楽曲」ばかりを挙げるミックなのだった……。


★メアリー女王の死
 <初出:第2シリーズ第9話>


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2人の老女(クリーズ&ジョーンズ)がラジオを聴いている。
流れているのは『メアリー女王の死』というラジオドラマ。
長時間かけて女王が殺された挙げ句、ラジオが爆破したので、
老女たちはやむを得ずテレビを見ることに。
しかし、テレビの上にいたペンギンが気になってしょうがない。


★美しい暮らし 〜ガンビー教授の失われた芸術講座〜
 <初出:第2シリーズ第12話>


『Eric the Half-a-Bee』のメロディに乗せて番組はスタート。
世界最低水準の知能を誇るガンビー教授(ギリアム)が、
テレビの前の奥様方のために「生け花」の作り方をレクチャーする。
……こんな「生け花」なら私でもできそう!


★オネェ系判事
 <初出:第2シリーズ第8話>


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本日の裁判結果を語り合う判事たち(アイドル&ペイリン)。
彼らが着替えのために法服を脱ぎ去ると、
そこにはセクシーなランジェリーとガーターベルトが!
――そう、裁判官はオネェだったのです(CV:中村正)。
3度の離婚歴があるクリーズのことだってネタにしちゃうの。


★アニメ:正面ストリップ
 <初出:第1シリーズ第8話>


正面ストリップにおいて大切なこと――、
それは、見えそうで見えないが少し見えている、ということ。
「クソッ、見れなかった! 明日もまた来るか」という台詞に、
人間が本能的に抱え持つ哀しみを感じずにはいられなかった。


★アホウドリ売り
 <初出:第1シリーズ第13話>


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ハリウッドボウル公演でも“販売”されていたアホウドリ。
「アホウドリは何味?」と聞いてくる上流階級の男(ジョーンズ)を、
一見して女性には見えない売り子(クリーズ)が
「アホウドリはアホウドリ味に決まってるでしょ!」とあしらう。
回答に納得できていない男の不満げな表情が哀愁を誘う。


★ナッジナッジ
 <初出:第1シリーズ第3話>


舞台はイギリスのある酒場。
結局アホウドリを買わなかった上流階級の男(ジョーンズ)の隣に、
上流階級出身ではないニセ髭の男(アイドル)が座り込む。
「ちょんちょん! 奥さんアレ好き? 写真とか撮っちゃう?」
などの無作法な会話に付き合うジェントルマンの紳士ィズムに乾杯。


★アニメ:踊るヴィーナス
 <初出:第1シリーズ第8話>


『ヴィーナスの誕生』にスイッチを入れると、
ジュークボックスよろしく軽快な音楽が流れ始める。
絵画と音楽とコメディの融合を目に焼き付けてほしい。


★サイエンス・トゥデイ
 <初出:第3シリーズ第5話>


科学番組『サイエンス・トゥデイ』(司会者:アイドル)に、
ブロントサウルスの新説があるという女性(クリーズ)が登場。
“ミス”(独身)を強調したり、咳払いを続けたりした後、
世界を震撼させないブロントサウルスの新説が発表される。
2つ目の新説は「歯医者は歯を踊らせられる」ということで、↓


★アニメ:歯のダンス
 <初出:第2シリーズ第10話>


男の歯が踊るアニメ。
これぞ正真正銘、「歯のダンス」である。
以前から思うのだが、このアニメの男はギリアムに似ている。


★まさかの時のスペイン宗教裁判
 <初出:第2シリーズ第2話>



青年(ホームズ)を詰問する老婆(クリーヴランド)。
「そんな、スペイン宗教裁判みたいに詰問しないでよ」
という青年の台詞に合わせて、スペイン宗教裁判三羽烏が登場!
宗教裁判ムードを醸し出したいリーダー(ペイリン)と、
リーダーの命令に従順な気の弱い男たち(ギリアム&ジョーンズ)。
冷蔵庫の中から、お仕置き用牛乳ではなく白髪の怪紳士が現れ……。


★ギャラクシー・ソング
 <初出:『モンティ・パイソン 人生狂騒曲』(1983年)>


冷蔵庫の中から現れた白髪の怪紳士(アイドル)が、
老婆(クリーヴランド)相手に宇宙の壮大さを歌う。
余談だが、私は中学生の頃この曲が好きで毎日聴いていた(恥)。


★映像:ブライアン・コックス教授によるスケッチ批判
 <初出:オリジナル>


若くてハンサムな物理学者ブライアン・コックス教授が、
先程の『ギャラクシー・ソング』に潜む科学的誤りを批判する。
そんなコックス教授めがけて突進してくる一台の車椅子――。
車椅子に乗っていたのは、なんとスティーヴン・ホーキング!
コックスを「学者ぶるな小僧」と罵倒し、人工音声で
『ギャラクシー・ソング』を歌い切るホーキング博士なのだった。
(その後、当日の客席にいたホーキング博士が映し出された。)


★討論教室
 <初出:第3シリーズ第3話>


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討論を楽しむため、男(ペイリン)が教室を訪問。
一度間違えて「罵倒の部屋」(講師:ジョーンズ)に寄った後、
「討論の部屋」(講師:クリーズ)で不毛な議論が始まる。
途中、空を舞う男(ギリアム)がクリーズに撃たれたりして、
討論教室はますます非日常性を高めていく――。


★スパムの多い大衆食堂
 <初出:第2シリーズ第12話>


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スパムメニューしかない大衆食堂(女主人:ジョーンズ)に、
夫婦の客(アイドル&クリーヴランド)がやってくる。
女主人の「スパム・スパム・スパム……」という注文復唱に乗じて、
フィンランドのバイキングたち(ホームズら)が登場。
店内に「♪Lovely spam〜」の大合唱が響き渡ったところで、↓


★死んだオウム〜チーズショップ
 <初出:第1シリーズ第8話>


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「言いたいことがあるんだが」と男性客(クリーズ)が来店。
先程までの大衆食堂が、いつのまにかペットショップになっている。
男性客は「30分前に買ったオウムが死んでいた」と苦情を言うが、
店主(ペイリン)は「死んではおらず寝てるだけ」と譲らない。
一連のやり取りを経て、「実はチーズも売ってる」と例のコントへ。


★アニメ:人食いベビーカー〜アニメ:女体オカリナ
 <初出:第1シリーズ第2話>


これまた人気の高いギリアムアニメ『人食いベビーカー』。
第1シリーズ第2話で放送された時と同様、
穴の開いた彫像がオカリナ化するアニメと併せてどうぞ。


★アンコール:Always Look on the Bright Side of Life!
 <初出:『ライフ・オブ・ブライアン』(1979年)>


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ミュージカル『Christmas In Heaven』の後(テレビ版未放送)、
アンコールとして、キャストも客も全員で『Always〜』を歌う。
とりあえずこの曲を歌えば大団円になる、という名曲である。
モンティ・パイソンの、いや、英音楽界の文化遺産と言ってもいい。
当日ゲストのマイク・マイヤーズも調子に乗ってお辞儀していた。



――というわけで、NHKで放送された『復活ライブ!』の内容を
2回に渡って振り返ってみました。
テレビ版全編を通しての感想は、とりあえず以下の3点です。

@名作スケッチの再演
原則として新作スケッチの上演はなく、過去の再演ばかりですが、
スケッチとスケッチを繋ぎ合せるという構成は変わらないので、
どのスケッチとどのスケッチを繋げるかで新鮮味が生じています。
「この繋げ方は芸術的!」と思える新演出も多く、
パイソンズの芸術性と可能性を感じさせられる復活ライブでした。

A豪勢なミュージカル
『スパマロット』(2005年)でミュージカル制作をこなした
エリック・アイドルが企画している『復活ライブ』なだけに、
アンサンブルキャストを用いたミュージカルスケッチが盛り沢山。
「音楽の力」を使うことで、スケッチが単調に羅列される事態を防ぎ、
公演全体を充実感と高揚感溢れるライブコンサートにしています。

Bメンバーの高齢化
コメディアンにとって高齢化は好ましくないこととされがちですが、
パイソンズの場合、老けた彼らから新たな「味」が出ていました。
しかも、過去の名作スケッチを内容は変えずに再演することで
「変わらない部分」と「変わった部分」にコントラストが生まれ、
観客は、従来の固定観念と異なるパイソン像を抱かされるのです。

――すなわち、モンティ・パイソンの笑いは「古臭くなかった」、
というか「古臭くなりようがなかった」。
もちろん、それはパイソンズの面々が今回しっかりと稽古し、
あくまでも芝居を通して笑いを表現しようとしたからなのですが。

いずれ日本でも『復活ライブ!』DVD版が発売されると思うので、
現地公演はもちろんのこと、テレビ放送を見逃した方も、
ぜひDVD版で「2014年のモンティ・パイソン」を楽しんでください。
シュールで、狂気的で、幻想的で、社会的な笑いが、
2014年の風に乗って、あなたの脳味噌にもたらされることでしょう。


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Piss Off!
posted at 23:59 | Comment(0) | TB(0) | 映画・TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする |
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