2011年03月23日

私が出るのはこれで本当に最後?の「理系班」三送会


今日は、都立K高校理系班の三送会へ行ってきました。
卒業生へ向けての送別会です。
(そしてこの文章は、やはり翌々日の夜に書いています。)

K高校では部活動のことを「班活動」と呼んでいます。
その中の「生物班」「物理班」「天文班」「化学班」の4つの班は、
あわせて「理系班」という呼ばれ方をしています。
関連性が極めて高いので、企業グループみたいなもんですね。

私はK高校を卒業してもう3年経っているのですが、
なにかと現役生とご縁があり、
毎年9月の文化祭、そして3月の三送会にお招きいただいています。
しかし、私より上の先輩、あるいは同期も年々減っていき、
昨年度「理系班」三送会に顔を出したOBは、
私以外ではM角さんとT田さんの2人だけになってしまいました。

ところが、昨年(2010年)3月になって4人の女子卒業生が出たので、
今後は、彼女らがOGとして後輩を送り出す役目を果たしてくれるでしょう。
M角さんもT田さんも私も、
知らない後輩ばっかりになってしまったので
もうとっくに「お役御免!」です。



今日の三送会は13:00スタートということだったのですが、
理系班の三送会では毎年、
「ハンバーガーのピラミッド」を建設することが
特に意味の無い伝統になっており、
今年もM村君(2個下)たちと大量のハンバーガーを買いに行きました。

昨年までは50個のハンバーガーを購入して、
それをピラミッド状に建てていたのですが、
これまであまりにも
ハンバーガーが食べられることなく余っていた現状を鑑み、
今年は半分の25個にすることになりました。
個人的には、ちょっと寂しいピラミッドのような気もしましたが、
今年も少し余ってしまったそうなので、
やはりこれぐらいがベストかもしれません。

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そして、私が卒業後に再開発された武蔵小山駅前にある東急ストアで、
いくつかお菓子や飲み物を買いました。
(ちなみに、K高校は武蔵小山駅から歩いて30秒の場所にあります。)
今、旬の「ほうれん草料理」もゲット!
ほうれん草とベーコンの炒め、みたいなお惣菜です。

ほうれん草農家さん。今、本当に大変な時期だと思いますが、
私はできるだけほうれん草を食べるようにしますので(産地を問わず)
ぜひ、なんとか頑張っていただきたいと思います。

卒業生の子も食べていました。

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シンプルなハンバーガーに入れると一気に野菜力がアップ。

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これはあくまで私の舌の意見ですが、
「ほうれん草を食べろ!」と言われても
「ほうれん草単体ではなかなか…」という方がいらっしゃるかと思います。

もし、ほうれん草オンリーで食べる時には、
たくさん塩をかけて食べるのがいいです!
そして、「ほうれん草を使った料理」に関しては、
キッコーマンのサイト
NHK教育『きょうの料理』のサイトが詳しくレシピを書いているので
ぜひ参照してみて下さい!
私も、これからたくさん、集中的にほうれん草を食べていきます!



私が三送会にいられたのは、開始時間13:00からの30分間のみで、
その後横浜での所用を挟んで、
18:45に今度は目黒駅でみなさんと集合し、
卒業生を囲んでのお食事会を開かせていただきました。

9人か10人ぐらいいたのですが、
『タパス&タパス』が予約なしですぐに入れたので
そこでワイワイと語らいながら、
パスタやピザや食べたり、水を飲んだりしました。
以下、一部メニューの写真です。

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だいたい私がしゃべり続けていたと思うのですが、
隣に座ったM村君がいちいち私のボケにツッこんでくれたり、
前に座った卒業生たちが苦笑いしてくれたりしたので、
私としては非常に満足なお食事会を過ごすことができました!

それから二次会へも行ったのですが、
同期や後輩とたくさん変な話ができて、とても楽しかったです。
今回の「夜の部」を企画してくれた
(私が企画を一方的・半強制的に依頼したのですが)
N岡さんという、
私の2個下(大学1年生)の頭がおかしい女性の現場破壊力も相まって、
終始、愉快なお食事の席となりました。



――そんなわけで、今年の三送会では
「夜の部」も昨年以上に親身なパーティーとして開かれ、
私は改めて、高校時代にこの「理系班」という
精神異常者の集いに参加していてよかったな、と感じました。

4月からの新年度からは、私やM角さん、T田さんたちの代が
依然として高校に出向く、ということはほとんどなくなりそうですが、
OB・OGのみなさんを中心に、
このような場を、半年〜1年に1回ぐらいは設けたいと考えています。
今日は会えなかった卒業生もいましたし……。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうものですが、
「あっという間」を年に2回積み重ねれば「ああっという間」になり、
少しは長く感じられるかもしれません。
ぜひとも理系班のみなさん、今後ともよろしくお願いします!
そして、卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございました!
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2011年03月21日

落語を知らない人にこそ観てほしい! 『落語物語』


今日は、東銀座の東劇へ行って、
映画『落語物語』を観てきました。

この映画は、私が大好きな林家しん平師匠が監督を務める
“落語家の悲喜こもごも”を描いた映画で、
製作当初から気になっていた映画ではありましたが、
上映9日目にして初めて、本日ようやく観に行くことができました。

余談ですが、
私は「二代目林家三平」にふさわしいのはしん平師匠だと、
今でも思っていたりします(笑)。

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さて、ここ数年、落語や落語家を描いた映画は多かったわけですが、
『落語物語』は、ついに落語家がメガホンを撮った「落語映画」です。
しかも、しん平師匠は過去にも怪獣映画を撮影していますから、
映画監督としての知識と経験は、落語界随一。

『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)でも
高田先生が絶賛しており、かなり期待して観に行ったのですが……
これがもう、期待を裏切らない面白さだった!
そこに描かれるのは落語家の日常であり、人間の日常であり、
たくさんの登場人物の「情」に満ちた素敵な世界。

「落語家だから」という部分と、
「落語家だけど」という部分が同時に色濃く映し出されていて、
落語をまったくご存知ない人にこそ、
この映画は観てもらいたいと思います。
そして、この映画を観て、
落語というものをもっと身近に感じてもらいたい。

管弦楽をやっている友人と先日話したのですが、
クラシック音楽も落語も、やはり興味を持ってもらうまでが難しい。
でも、興味を持ってもらえたら、その先は実はほとんど難しくない。
初めて触れる前は、どうしても「壁」があると思うのですが、
『落語物語』はそんな壁をぶち壊してくれる作品だと確信しています。



この映画では、家族愛、夫婦愛など
たくさんの「愛」が描かれているのですが、
中でも私が注目せずにいられなかったのは「師弟愛」。
師匠がいて、弟子がいる。
でも、弟子がいて、師匠がいる。
師弟愛というのは、
「残酷」な面も含めて、本当に素晴らしいものだと感じました。

主人公の
小六(ピエール瀧さん)―小春(柳家わさびさん)師弟もそうですが、
文酒(嶋田久作さん)―心酒(隅田川馬石師匠)師弟、
朝丸(三遊亭小円歌師匠)―丸千代(春風亭ぽっぽさん)師弟の
関係には泣きました。

あんまり具体的に書くとネタバレになってしまうので控えますが、
とりわけ、私の大好きな馬石師匠の演技は、
あまりにも哀しく、あまりにもうなずけ、あまりにも切ないものでした。
馬石師匠は、五街道雲助師匠に入門する前、
石坂浩二さんの劇団に所属していたこともあって、
素晴らしい演技力の持ち主です。
馬石師匠の演技は、
ある意味で観ているのがつらくなってくるほど凄まじいものでした。

そして、興味深かったのは、
弟子に師匠の口癖やギャグが伝染ってしまっている点。
文酒―心酒師弟しかり、朝丸―丸千代師弟しかり。
口癖にその師匠の考え方が凝縮されているからかもしれません。
それが観ていて、笑える、というより、物語的には切なかったです。

この映画の最後のほうに出てくる格言(?)的な言葉に、
「なにもなくても すき焼き
 なにかあっても すき焼き」というものがありました。
落語家さんによって様々な了見があると思いますが、
この言葉が落語家の本質をついているなあ、と私は思いました
(別に、落語家さんがすき焼きをよく食べるという意味じゃなくてね)。

どうでもいいことですが、いま「すき焼き」と書いていて
春風亭柳昇師匠の『すき焼き兄妹』が思い浮かびました。
この噺も心に沁みるいい噺で、
私自身、過去に演ろうと思ったことがあります。
また聴いてみようっと。


そんなわけで、『落語物語』は、
落語家のしん平師匠が脚本・監督した映画だけあって、
落語ファンも違和感を持たずに見ることができる「落語映画」だと思います。
私は「落語映画」にしても「ニュースキャスタードラマ」にしても、
「こんなことあり得ない!」と不快感を持ってしまうことが多いのですが、
この映画に関してはそういう点はありません。

さらに余談を挟めば、この映画には私の好きな人しか出ていません(笑)。
邦画なのに珍しい。

『落語物語』には、人気落語家たちが多数出演していますので
落語ファンにはもちろんおすすめですが、
個人的には、落語をあまり知らない人にこそ観てほしいと願っています。
『落語物語』は、どんな人でも、
日本人なら(あるいは日本に住む人なら)絶対に楽しめる映画です。

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(上)パンフレット。我が家も節電中。



さて、本日、本当は『落語物語』を観に行く予定ではなかったのですが、
こんなこと(下記ツイート参照)があったので観に行くことができました。

今日観に行かなくても今週中には観に行く予定でしたが、
巡り合わせっていうのは、不思議なものです。

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posted at 23:59 | Comment(0) | 映画・TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする |

2011年03月05日

百栄の節句… やっぱり百栄が好き。


今日は、池袋にある東京芸術劇場小ホール2にて
『春風亭百栄 CD発売記念
 「百栄の節句」 古典っぽい日』を観てきました。

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もしかしたら今年初めてか二度目ぐらいかと思われる、
百栄師匠の生高座。
私のブログを読んでくれている変態読者のみなさんには
もうすっかりおなじみの百栄師匠ですが、
私が再び落語にハマるきっかけを作ってくれた落語家さん
とでもいうべき人物です。

今日は、一昨年(2009年)発売の百栄師匠の落語CD
『春風亭百栄の落語 人間国宝への道・第一章』(夢空間)の続編、
春風亭百栄の落語 人間国宝への道・第二章』の発売記念落語会でした。

今日と明日、2日間に渡って行われるこの落語会。
初日の今日は「古典っぽい日」と題して、桃月庵白酒師匠がゲスト。
満員のお客さんの中、素晴らしく面白い落語の世界が広がりました。



それでは、本日の演目をご紹介しましょう。

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★百栄 『お血脈』
かねてより見たくて見たくてたまらなかった、百栄師匠の『お血脈』!
額に当てるとどんな悪人も極楽浄土に行けてしまうという、
善光寺の「お血脈」をめぐる“地噺”
(登場人物の会話形式でなく、
落語家がナレーターのごとく語る形式の落語)です。
百栄師匠の代表作『最期の寿限無』で
いつもマクラに名が挙がる『お血脈』ですが、
なかなか聴くチャンスがなくモヤモヤしていました。
ついに今日、聴くことができて嬉しかった!
しかも、これがまた現代風のクスグリも入れてあるわ、
百栄師匠流のおかしみが満載されているわで、
最高に面白いものでした。

★白酒 『松曳き』
白酒師匠の高座は、実はほとんど観たことがないのですが、
「毒のあるマクラが抜群に面白い!」との評判は
ずっと前から聞いていたのでドキドキ。
なるほど、
さっぱりした口調で次々と毒のあるギャグが吐かれてくる!
百栄師匠から「白酒兄さん、
 今日の高座は25分から30分間でお願いします」と
しつこく言われた話などに、会場も私も大爆笑でした。
マクラでの「落語会は、長くやればいいというものではない。
 一時間でも、面白いものであればそれでいい」
というご意見、その通り!
噺のほうは『松曳き』という、そそっかしい殿様と、
同じくそそっかしい側近が出てくる爆笑の一席。
最初から最後まで
観客を惹きつけっぱなしの「25分から30分間」でした。

〜仲入り〜

★百栄 『鼻ほしい』
吉原でもらった性病によって
鼻が欠けてしまっている侍が主人公の古典落語。
初めて聴きました。
最初は
「鼻が欠けている」という設定に素直に笑えなかったのですが、
聴いているうちに、
「あ、この落語の主人公は、あくまで侍側なんだ」と
理解してからは、鼻が欠けていることに対する侍の感情、
侍の妻の感情もひしひしと伝わってきて、
色んな側面から楽しめました。
こういう地味な噺も自分のものにしてしまうのが、
百栄師匠の深さです。

★恩田えり 『漫才の神様』
今や、日本一有名な(?)お囃子さんといっても過言ではない、
恩田えりさんが登場。
百栄師匠とのコンビは有名ですが、
今日は百栄師匠とコンビで出場した
「M-1グランプリ2007」でのエピソードを、
自作の歌として披露していました。
えりさんの喋りは、客席に不思議な空気を生み出すなあ。
百栄師匠に負けず劣らず、だいぶ変人な女性です。

★百栄 『マザコン調べ』
みたび百栄師匠が登場し、トリに『マザコン調べ』を熱演。
今日は「古典っぽい日」でしたが、やっぱり、
百栄師匠のキャラクターは新作落語だとさらに引き出されるような感じ。
客席も百栄師匠の新作落語を待ち侘びていたようで、
この百栄師匠の二ツ目時代からの代表作に大喜び(=大爆笑)でした。



――というわけで、久しぶりに拝見した百栄師匠の高座でしたが、
今日は本当に大満足! 爆笑の2〜3時間(?)でした。
昨年(2010年)4月に
百栄師匠の高座をあまり楽しめなかった時期もありましたが、
今日は無条件に楽しむことができました。
これは単に、「久しぶりに聴いたから」というわけでもないような。
なんだかんだいって、私にとってのアイドルは百栄師匠なんだな、と
改めて確信することができました。

今日は「CD発売記念落語会」だったので、
もちろんCD(今日発売)も購入!
サインも入れていただきました。
このCDには3つの噺が入っているということで、
早速聴いてみようと思います。
またしっかり、百栄師匠の追っかけを再開するぞー♪

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posted at 23:59 | Comment(0) | 寄席・演芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする |
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