2010年09月28日

放送集団テラワロス『裏番発2010』 CM、堂々完成!


放送集団テラワロス」がお送りする、
10月10日(日)の『裏番組発表会2010』のCMが完成し、公開となりました。

1分13秒のコマーシャルですが、動画初心者の私は
これを完成させるまで2時間以上かかかってしまいましたよ……トホホ。
デビュー作にしては、結構自信作です!
BGMの出来がいいですよね〜(←何様じゃ)



YouTubeでも見れますので、みなさん、
「いいネ!」ボタンみたいなのクリックしてみて下さい!
あとは、「感動的な完成度」とかいうコメント残していって下さいね。

そしてなにより、10月10日、本番当日、会場にお越し下されば幸いです。
というか、それ以上に嬉しいことはございません。
……いや、番組を見て笑って下されば、それ以上に嬉しいですけどね。
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2010年09月18日

合計7時間半! トライアスロン的クレージーキャッツ特集


今日は、
上野と浅草で行われている
「したまちコメディ映画祭 in 台東
 『高田文夫プロデュース
  「クレージーキャッツ」特集』」に行ってきました。
(「今日は」とか書いておきながら、この記事は実は22日に書いています…)

shitakome2010_02.JPG

「したコメ」自体は
いとうせいこうさんプロデュースの5日間に渡るイベントで、
今年で3回目。
3日目の昼に浅草中映劇場で行われたのが
『高田文夫プロデュース
 「クレージーキャッツ」特集』という企画でした。

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この企画では、
3本のクレージー映画上映と、トークショーが開催されました。
実際のプログラム順に、内容を簡単にご紹介したいと思います。





★映画 『クレージー黄金作戦』

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1967年製作の映画で、監督は坪島孝監督。
当時の映画としては珍しく、158分という長編です。
住職役の植木等さん、
代議士役のハナ肇さん、医者役の谷啓さんの3人が
ラスベガスで一攫千金を目論見る物語。

ラスベガスの街を貸し切りロケしている、
かなりお金がかかった作品です。
浜美枝、園まりといった女性陣が脇を固めています。
ちなみに、犬塚弘さんは現地のインディアン役で、これまた好演。
ド派手で、観る者に元気を与えてくれる作品でした。




★トークショー 高田文夫さん・小松政夫さん・いとうせいこうさん

まずは高田さんとせいこうさんが登場して、数分ほどお喋りした後、
スペシャルゲストの小松政夫さんが登場。
小松さんといえば、絶頂期の植木等さんの付き人をなさっていた人物。
「最近の人は『芸人』と名乗っているが、
 私たちの時代は『コメディアン』だった」
というお言葉の後、
付き人時代の貴重なエピソード、植木さんや谷さんの思い出などを
爆笑ギャグてんこ盛りで聴かせてくれました。
高田先生の話の持って行き方は、誰が何と言おうと名人級。素晴らしい。

当時、クレージーキャッツのメンバーが一堂に会して
 (それぞれの付き人も集まって)、
お酒を飲んだりご飯を食べたりしながら、楽しくギャグを考えたり、
劇の配役を決めたりという「定例会」みたいなものがあったそうな。
この時は、谷さんがアイデアマンで、
ハナさんは
「お前はこの役!」と言いながら酒を飲んでばかりだったそうな(笑)。
都会派のセンスを持つ人たち。偉大すぎる先輩方のお話でした。



★映画 『喜劇 泥棒大家族 天下を盗る』

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これは1972年製作、坪島孝監督の作品。
未DVD化作品で、全国の上映会で使い回されたフィルムのため、
画質もあまり良くはなく、
映像が擦り切れている箇所などもありました。
田舎の村の住民たちがみんな泥棒集団で、
都心に行ってデパートなどで盗みを働くというストーリー。
高田先生によれば、
ブラジルのほうで実際にこんな村があったんだそうな。
植木等さんが泥棒集団リーダーの老人役を演じていて、
若かりし頃の小松さんや藤田まことさんも、泥棒として出演しています。

カーチェイスありでコント仕立てになっていたりするのですが、
他の『喜劇』と名の付いた邦画同様、
内容はだいぶシリアスで、重たい部分を含んでいるものでした。
それにしても、植木さんの老人役は、晩年の植木さんにそっくりだった。
(ま、当人なんだから当たり前だけれども。)



★映画 『図々しい奴』

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1964年製作、瀬川昌治監督の東映映画。
谷啓さん主演ですが、いわゆるクレージー映画ではなく
他のクレージーキャッツのメンバーも出演していません。
谷さんの相手役(的存在)に佐久間良子さん、
脇を固めるのは、杉浦直樹さん、長門裕之さんといった顔ぶれ。
当たり前ですが、みなさん若い!
美しくて、カッコよくて、いいですなあ〜。

映画自体は、
岡山県の華族に書生として拾われた主人公(谷さん)が上京して、
理不尽な目に遭いながらも
たくましく(“図々しく”)活躍していく物語です。
喜劇だけれど人間ドラマの色合いが濃く、相当涙ぐんでしまいました。
谷さんの健気な演技が素晴らしいんだよなあ。



11時30分開演だったのが、終演したのは午後7時すぎ。
高田先生と小松さんのトークショー自体は1時間ぐらいありました
(あっという間に終わってしまったような印象だったけど)。
見知らぬ隣の人と「このイベント、ボリュームありますねえ」などと
会話を交わしました。

最後に上映された『図々しい奴』は
クレージー映画ではありませんでしたが、
クレージーキャッツのメンバーは本当に偉大だな、と
改めて痛感した半日でした。
やはり、個人的には、小松さんの
「笑いの人間、今は『芸人』だけど、昔は『コメディアン』だった」
といったお言葉が気になりました。
この気持ち、私自身は大切にしていきたいと思っています。

ちなみに、会場は大盛況でした!
(とはいえ終盤につれ客は減っていったが…)
あ〜、長かったけど、楽しかった!
posted at 23:59 | Comment(0) | 映画・TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする |

2010年09月16日

ネットの中のもう一人の自分… 虚構の劇団『エゴ・サーチ』


今夜は、新宿の紀伊国屋ホールへ行って、
「虚構の劇団」第5回公演『エゴ・サーチ』を観てきました。

Ego_Searching.jpg

「虚構の劇団」のお芝居は
昨年の8月から観始めていて、今回が3回目。
紀伊国屋ホールで「虚構の劇団」を観るのは、今回が初めてでした。
作・演出は、もちろん鴻上尚史さん。新作です。

タイトルになっている「エゴ・サーチ」とは、
インターネット上で自分の名前を検索すること。
みなさんも、一度はおやりになったことがあるんじゃないでしょうか?

今回の物語、これまでの「虚構の劇団」の演劇同様、
登場人物みんなが主役みたいなところがあるのですが、
(おそらく)一番主役なのは、売れない小説家の男性。
バー(レストラン?)でアルバイトをしながら
「沖縄近くの南の島」を舞台にした小説を書いています。
彼の担当編集者の女性が、彼の名前でインターネット検索すると、
その小説家とまったく同じ名前、
同じ経歴の人物がやっているブログがヒットして……
……というのが、物語の始まり。

そこに、南の島のキジムナー(妖怪、いや妖精)、
デビューしたてのセンスがないフォークデュオ、
インターネット戦略会社の男女、
プロを目指すカメラマンの男性とその“彼女”などが絡んできます。
こうやってたくさんのキャラクターが出てくるのに、
頭にすんなりお芝居の世界が入ってくるのです。
鴻上さん、伊達に演劇界の巨匠をやっていませんね!

今回の『エゴ・サーチ』は、
私が観た過去2回の「虚構の劇団」の舞台と比べて
よりギャグ(笑い)の量が多く、
ラストのほうでは上質な喜劇を観ることができました。
その鮮やかな脚本美に、思わずうなってしまいましたよ。

もちろん、ドラマ自体には、何度も鳥肌が立つぐらい感動しました。
「人間の嫌な部分」とか「トラウマ的なにか」を描く鴻上作品は、
そういった「負」の部分を、自然に回収したり、
時にはあえて回収しなかったりします。
しかし、
お芝居を観終わった時には、何ともいえぬ感動が生まれていて。

と同時に、お芝居の中で、現実と虚構の世界がクロスする。
これが実に見事で、演劇の楽しさを存分に味わわせてくれます。
しかも、若い俳優さんたちが
私の目の前で、全力で演技をしているんですから、
やっぱり“生モノ”には何ともいえぬ魅力があるなあ、と思いました。
(……すごく平凡な感想でごめんなさい。)

「虚構の劇団」の場合、お芝居が終わると、劇団員、
すなわちさっきまでステージで演技をしていた人たちが
出口でお見送りをしてくれます。
劇団員だけじゃなくて、
鴻上さんもお見送りをしたりしてるんですが、
これ、すごくいいと思います。

ちなみに「虚構の劇団」次回公演は、
来年(2011年)4月とのこと。
私も、これぐらい先を見据えたスケジュールで活動したいです。

ego_search.JPG

(上)公演パンフレットと、鴻上さんが書いた「ごあいさつ」
開演前、この「ごあいさつ」を読むのが密かな楽しみだったりする。
posted at 23:59 | Comment(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする |
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